インドネシア  

 

 

訪問:2003年10月、2015年4-5月

  

主な訪問地域: ブンクル州、パダン、バタム島、ジャカルタ、スラバヤ、ジョグジャカルタ

         

 

乗りものお勧め度:★★★  総括                    。

  

 国の案内 。

 

 

 インドネシアの鉄道

  概要紹介。

 

長距離列車とコミューターは同じ線路

駅は長距離とコミューター異なる。ステップ

高級車

一般車両

これは食堂車かな

有名だった屋根上防止用の鉄球見に行ったが、電化工事で撤去

地方の途中駅では踏み台ステップ

あちこちにポスター式時刻表

日本製風?気動車

これは日本製気動車かな?

車内は綺麗だがつまらん

この運転席は日本製っぽいけど?

 

 

国産気動車

この駅は一日3本

これも国際気動車

運転席は広い

客席はセミクロス

ジャカルタ近郊コミューターは日本車ばかり

低床ホームはラッシュは大変

階段式ホームは混雑時転倒しそう

おじょうちゃん、そこはホームだよ、電車来ると死ぬよ

ジャカルタコタ駅

コミューターは自動改札

 

 

ムスリム国なので駅にお祈り場

 

メダンの庫

 

軌道列車をみかけた

軌道列車過ぎると道に戻る

 

 

 

メダン空港鉄道 韓国製DMU 外観撮れなかった

メダン空港線室内

メダン空港駅

 

 

 

 

解説文。

 

 

 インドネシアの鉄道もどき

    インドネシア随一の日本人鉄の方のHP見ていたら、通常は一般の鉄道の話が主なのだが、突然トロッコの話しかも、乗車できるらしい!

  でも、よくよく調べると、スマトラ島の町から、タクシーをチャーターして、しかも日帰りはムリとのことで、インドネシア語を話せない個人旅行者にとっては相当ハードルが高い。

でも、まぁ、行けばなんとかなるだろう!と甘い考えで突入、無事乗車成功したからいいものの、改めて冷静に見ると、随分と無茶をする人のようです。マネはやめましょう。

以下、その方のブログに載せてもらったものを転記。

現存しているものの、中間地点で崩落があり、便数が少なくなっています。公共交通機関で行けないこともないが、民泊が必要。

現地向かったものの、早速、予約していた午前の飛行機がフライトキャンセルに会い、Bengkuluに到着したのは夜。

翌朝、乗り合いタクシー(トラフェルと呼ばれる7人乗の予約制乗用車)を、Ketahun乗り継ぎで、NapalPutihには午後に到着。

かすかに期待していたNapalPutih午後発の便は無く、この町にはホテルもロスメンも無く、結局、親切な方の家に泊めていただいた。(外人が訪れることなど無い小さな村のこと、子供達や近所の人達に「日本人見学」され、パンダ気分)

翌朝7時過ぎから、乗り場には人や生活物資(プロパンガスやカップラーメンやパン類)が集まってくる。出発地点は100m位離れた3ヶ所(運転士の自宅兼車庫?)から計4両。クランクを回しバタバタとエンジンが掛かると、線路上に移動し90度回転してレールに乗せる。

車両を観察

全長は4mくらい。車体も床も木製、車内には4列の腰掛代わりの板があり、運転席は2列目(つまり運転席の前に座席あり)

運転席には、ハンドル型のブレーキと、アクセルペダル、クラッチペダル、2本のシフトレバー(前後進と変速用)

トラクター用と思われるエンジンからチェーンで2つの軸に繋がっている(全輪駆動)。

運転席の足元は、貫通しており、車輪と線路が直視できて、手動式砂蒔き箱が装備。

ブレーキのシューには木製のものもある。なお、留置線のレールも木製や竹製がほとんど。

車輪は2軸、軸距は80センチ程度と、非常に短く、前後のオーバーハングが異様に長い。

この理由は、転回するときに判明。線路上で、中央を基点に、手動で方向変換するので、線路幅と軸距が同じ程度だと、回しやすいのである。

適当に造ったように見えて、ここの路線にあった工夫があちこちになされた構造であり、長年の経験を感じる。

側線で部品取りになりかけているものや、レボンタンダイで見かけた車両も合わせると、15両位の車両と、5両位の無蓋貨車がある様子。

手造り感満載で、どれも少しずつ仕様や塗色が違う、中には「Executive CLAS」(一等車?)との標記も

 

さて、8時前後、各々の車両がクラッチを繋いで適当に続行し、ジャングルに分け入る。
この車両に勝るとも劣らないのが、線路の状態。
 
610mmのゲージの割には、立派なレール(20kg/m位か?)で
枕木も、朽ち果てた木製も多いが、多くはプレスされた鉄製である。
路盤を作ってレールを敷くという観念はなく、
10mの2本の線路を1m間隔の枕木で予め繋いだハシゴ状のものを
地上に置いて並べた、という感じ。
そのレールとレールの間も「繋ぐ」、という考えはないようで、
カーブでは1020度位の角度がついており、
そこを通過するときには、突然真横に振られる。【写真HI】
 
中にはジョイントの間隔が30センチ(3センチではない)くらい開いていて、
木の切れ端で代用している箇所や、
代用品も無く、泥の中を次の線路目指して走る箇所もある。【写真JKL】
レールとレールが左右に5センチくらいずれている箇所もある。
それらの場所は、運転士がしっかり最徐行して、
足元から車輪がレールの外側に外れてしまわないように、
慎重に微調整して、外れて脱線しかけたら、一旦戻って、
車体を左右に振ったり、壁を手で押したり、時には降りて押しながら【写真M】
文字通り線路を割り出しながら通過を重ねる。
 
上下も然り。ジョイント部は地盤が悪く陥没して、泥の中のV字状態が多い。
そこで慎重に徐行しすぎると、はまってしまい脱出できなくなる。
前後進を繰り返したり、時には、続行便に、
直接(車体同士を衝突させて)押してもらって、難所をクリアする。【写真N】
 
 
路盤も崩れかけているところも多く、応急修理したような鉄橋で小川を渡る。
中には、橋桁というものが存在せず、橋台に、ハシゴ状の線路と枕木が
ただ乗っかっている状態で、2メートル間隔の枕木の間には渡り板もない。【写真O】
この先で脱線やエンコしたら、歩いて戻ることはできないな?と不安がよぎる。
 
車輪に巻き込んだ落ち葉を取り除いたり、
ラジエーターに給水しながら、約2時間、
ほぼ中央の崩落地点に到着。
 
 
ここにも橋があったが、2年程前の大雨で
左右の崖が大きく浸食され、橋が落ちてしまい、約100mの区間が不通になっている。【写真P】
乗客は、滑る崖を川底まで約30m位下りて、ハシゴを上って、
対岸までたどり着かねばならない。【写真Q】
対岸へはロープが渡されており、大きな荷物は、フックにかけて渡す。(人は無理)
両岸には、休憩用の屋根も作られ、乗客と運転手は、遠くにボノボ?の声がこだまするなか昼食タイムとなる。
陥落距離も大きく、当面、修復の計画はないため、この乗り継ぎはしばらく続きそうである。
 
レボンタンダイ側からも、3両のMOLEXが到着した。
各々の車両は、数人の力を借りて、180度方向変換をする。
手動の方向変換、車体前部を持ち上げ、車輪を1軸浮かせると、ぐるっと回す。
3〜4回繰り返すと180度回って、車輪を線路に乗せて完了。【写真イロハニ】
3人で1分間程度の仕業、頑張れば運転手一人でも転回可能とのこと。
 
乗り換えた客と荷物を積んでバラバラと出発し、出発地点に向け出発。
再び水没しているレールのなか、脱線しかけては軌道修正しながら、
速いときで、時速30km/hくらい出して、
切り通しや3ヶ所ほどのトンネル【写真R】を抜けて、川が近づいてくると
終点の鉱山の町レボンタンダイである。
 
レボンタンダイは小さな鉱山街。道路がないので、線路を中心に店や鉱石の加工場を抜けて【写真S】
乗客は三々五々自宅近くで下車し、空になるとバックで鉱山街入口にある側線に入る。【写真21
金鉱山は今も現役のようで、奥に続く線路から泥交じりの鉱石と工夫を積載したトロッコが着いて、
沿線にある加工場に移し、水車駆動で鉱石を砕きながら、金を沈殿させている(と思われる)【写真22
 
戦時中は日本軍の拠点の一つであったという話もあり、
日本語を話すおばあさんがいたのには驚いた。
(意味は知らず「ケーレイ」とか「ガンバリマス」という単語や、軍歌らしきものであったが)
 
人懐っこい子供達と遊び、
簡易宿泊できる村長の家(?)にも連れられ、もう少し滞在したい町であったが、
「そろそろ行くぞ」という運転手の身振りに促され、午後2時頃、帰路に着く。
 
帰路のMOLEXは1台、客は私ひとり。
レボンタンダイの人は、「明朝の便しかない」(お前はここに泊まるんだ)と言っていたので
この午後便は、NapalPutihに戻りたいという私の特別な願いを聞いてくれたのか、
たまたま今日は午後の便があったのか良く解らないが、軽い車体で飛ばす飛ばす(怖)、
脱線危険ポイント以外は全速力!40km/h位出たかも??
 
中間崩落地点に着くと、
NapalPutihから来た1台のMOLEXに乗り換える。
この便にも5人くらいレボンタンダイに向かう人がいたので、
平日は午後のNapalPutih発の便があるのかもしれない。
 
スパルタンな一日を終え、NapalPutihに戻ったのは、午後4時過ぎ。
結局、その時間から、この村を脱出する術がなく、
昨晩お世話になった家に、もう一泊頼み込むことになった。
 
翌朝6時、予約してもらったトラフェルが迎えに来る。
近隣の集落で、予約客を拾いながら、3時間強でブンクルの市街に着き、
指定場所で下車。最後はブンクル空港まで行ってくれる。

 

 

 

藪を掻き分けてMOLEXが現れた

ナパルプティで出発待ち

ナパルプティで車庫から出てきてオンレール

運転台

車両後方

チェーン駆動

ブレーキシューは木製

中間崩落地点の駐留所レールは木製

直線レールを並べて曲線を作る

レールの下は崩落している

レールのつなぎ目に苦労の跡が・・・

左は水没、右方のレールは途切れている

レール欠損部分で落ちる。そのまま進んで復帰する

時には運転手が下りて押す

先行車が立往生中。後から直接押して応援する

橋桁がない。枕木間隔も長く、この先立ち往生したら歩いて戻るのにも覚悟が必要

中間の崩落地点。人は谷に降りて歩くが、荷物はケーブルで

中間崩落地点、人は崖を降りる

 

トンネル、終点レボンタンダイは近い

レボンタンダイの町は線路が中心

駐留所。木材を土台にしたレール

砂撒は直接目視で

レボンタンダイの駐留所。本線に直角。手動で90度転換

 

 

 

方向転換

軸距と軌間が同等だからできる

 

4人で1分位。一人でも可能らしい

 

 

軸距調整中?今日はここで駐泊

レボンタンダイ手前

レボンタンダイ

トロッコに乗って子供が遊んでいる

当然、一緒に乗せてもらう

先行車の荷物はフルーツ

 

 

 

 

レボンタンダイの鉱山は現役

 

歩きたくないトンネル

 

 

 

 

 

 思ったより都会化が進んでいるジャカルタですが、街中に手押しトロッコもありました。通勤鉄道網の建設中の合間を縫った不使用の線路を無断借用しているらしく、おそらく、すぐに廃止、というか本当の電車が走ることで追い出される運命にあるのでしょう。マニラのそれと似たような感じで、途中のスラム街の住民用のようです。真昼間だったのですが、なんとなく、不穏な、外人なんか来るな!という視線を感じ、スラムはそのまま通過して、終点の使用していない駅まで短時間乗車で終えました。

 

 

 

駅と未成線の中間にある住宅間の輸送ガメイン

5人位は乗れそう

中間の住宅街は、スラムっぽい

 

   

 

  インドネシアのバス

  概要紹介。

 

 

長距離用

長距離用

長距離バスターミナル

長距離バスターミナル

長距離バスターミナル

メダン空港リムジン

 

 

長距離用

長距離用

小型バス

 

バス切符売り場

 

日本製バス発見

中古らしい

こんな中古バスも

運転席周りが懐かしい

室内は中距離向けに改造

名古屋市でした

 

 

 

 

車内標記はそのまま

たまに日本人が来るらしい

 

 

 

 

 

 

 

トラックベースのバス

トラックベースのバス

トラックベースのバス

トランスジャカルタ

地方は小型バス

乗車扉が高く、ホーム乗降専用

地方の専用バス停

無人バス停も多い

車内にもステップある

 

解説文。

 

 

 インドネシアのバスもどき

  概要紹介。

 

 

 

 

軽自動車ベースの乗合バスが一般の足

諸島では木製バス

見た目は怪しいが、普通の庶民の足

軽バンベースなので、床は高い

外見は綺麗でも中はそれなり。室内高は低い

 

 

 

 

ジャカルタの近距離用小型乗合

ブンクル州ナパルプティを結ぶ予約制乗合タクシー

 

 

 

 解説文

 

 

  インドネシアのタクシーのようなもの

  概要紹介。

 

 

エンジン付きリキシャは、客を前に乗せる

リキシャ

3輪タクシーが一般のタクシー

3輪タクシーに乗れるだけ乗る

馬車も見かけたが、タクシー利用できるのかな?

 

解説文。

 

 

 インドネシアの飛行機

  概要紹介。

 

 

大きな飛行機も

格安からローカルまでいろいろな航空会社がある

いろいろな航空会社。客が少ないと欠航する

エアアジア国際線も多い

 

 解説文

 

 

  インドネシアの旅客船

  概要紹介。